3月12日、栃木ゴールデンブレーブスに元阪神タイガースの西岡剛選手が入団することが発表された。
栃木といえば、プロ野球の独立リーグであるベースボール・チャレンジ・リーグに所属するチーム。
実はこのチーム、NPBで活躍した名選手が多数所属していることをご存知だろうか。
NPBの名選手が揃う栃木ゴールデンブレーブス
栃木の監督を務めるのは、元読売ジャイアンツの寺内崇幸さんだ。現役選手として12年間プレーを続けたのち、2018年10月に引退。その後、栃木の監督に就任した。
また、2018年12月には、かつて中日ドラゴンズでプレーした若松駿太投手が入団した。2015年には若干20歳の若さで2桁勝利を達成した名投手だ。
さらに、現在は巨人でコーチとして活躍している村田修一さんも、2018年シーズンは栃木で現役としてプレーしている。
ロッテファンにはたまらない名選手たちも
栃木には、コーチとして岡田幸文さんが所属している。
岡田さんは10年間千葉ロッテマリーンズでプレーし、長年ファンに愛されてきた選手だった。2018年のシーズン終了と共に引退。栃木には指導者としてロッテより派遣されている。
西岡選手と岡田さん。この2人といえば、2010年シーズンを思い出すファンも多いだろう。西岡選手がキャプテンを任されたこのシーズン、チームメイトとして岡田さんも一緒にプレーしていた。
この年、ロッテは日本シリーズで4年ぶり5度目の優勝を果たしている。西岡選手は200本安打を達成したシーズンの勢いそのままにシリーズの全試合で1番打者としてチームを引っ張り、岡田さんは日本一が決まる第7戦で決勝打を放った。
かつてロッテで活躍した名プレーヤーが、今年からは栃木に活動の場を揃って移すことに。当時を知るロッテファンにとっても、今年の栃木は懐かしさもあって目が離せないチームになるだろう。