北京五輪・フルーレ個人で銀メダルを獲得するなど、日本フェンシングのエースとして活躍した太田雄貴さん。その太田さんが思わず漏らした言葉について、幼馴染である、お笑いコンビ・相席スタートの山添寛さんが語ったことがある。
山添さんが思い出話を披露したのは、ネット配信番組「よしログ」。相方の山崎ケイさんと2人でトークを担当した回のことだ。
山添さんによると、子供の頃の太田さんは「5秒とか3秒とかで行けるような近所」に住んでいたとのこと。しばらく交流がなかったが、共通の友人を介して幼馴染が集まる機会があり、山添さんと太田さんは20年ぶりの再会を果たしたという。
再会を喜び、お酒がすすんだ山添さんと太田さん。すっかりベロベロになるまで酔っ払ったころ、太田さんがポツリと「みんなみたいに学校帰りに彼女と帰るとか、したかったな」と漏らしたそうだ。
山添さんが言うには、太田選手は小学校時代から練習漬けで、同世代と遊ぶこともままならなかったとのこと。高校時代は自身の練習を終えたあと、中学生の指導に行くほどの日々だったという。
そんな忙しい日々を知る山添さんだからこそ、太田さんが語った当時の思いを聞いて、胸にジーンとくるものがあったのだろう。
この甘酸っぱいエピソードに相方のケイさんも「男同士のそういうの、いいなあ……」と感慨深げなリアクション。しみじみと噛み締めていた様子だった。