3月20日より開幕する世界フィギュアスケート選手権大会2019。いよいよ公式練習もスタートし、各選手が決戦に向けて調整している。
3月18日の午前に行われた公式練習には、日本勢の羽生結弦選手や宇野昌磨選手などが姿を現さず。一時、ラトビアのデニス・ヴァシリエフス選手だけがリンクを独占して練習することができた。
そんなヴァシリエフス選手がどんな人なのか語ってみよう。
コーチはトリノ五輪銀メダリスト
ヴァシリエフス選手は1999年8月9日生まれの19歳。日本でいうと、山本草太選手や三原舞依選手と同級生にあたる。
ラトビア選手権は3連覇中で、昨年の世界選手権では6位入賞。ラトビア国民期待のスケーターだ。

コーチについているのはスイスのステファン・ランビエールコーチ。高橋大輔選手と同い年の若き名コーチである。
現役時代のランビエールコーチはトリノ五輪の銀メダリストであり、世界選手権2回、グランプリファイナル2回の優勝経験を持つ。
そのため、古くからのフィギュアスケートファンにとっては、名の知れた存在であり、その端正な顔立ちからも今も人気を集めている。

ヴァシリエフス選手のインスタグラムにもランビエールコーチが度々登場。2人の師弟関係に釘付けになっているファンも存在するようだ。
日本人スケーターとも仲良し
ヴァシリエフス選手のインスタグラムには日本人との写真も多数投稿されており、親交の深さがうかがえる。
特に、島田高志郎選手はヴァシリエフス選手のインスタグラムに何度も登場。ビーチではしゃぐ水着姿の写真を投稿するなど、親しい存在であるようだ。
公式練習前日には明治神宮で散歩
マネージャーのクリスさんのインスタグラムによると、世界選手権直前の3月17日には明治神宮を訪れたというヴァシリエフス選手。
大事な一戦を前に、リラックスできただろうか。