3月20日からさいたまスーパーアリーナで開催されているフィギュアスケート世界選手権。初日にはオープニングセレモニーも行われた。
今回のセレモニーには豪華なメンバーが出演。大きな話題を呼んでいる。
セレモニー序盤は無良崇人さんがソロの演技を披露した後、ジュニア世代のスケーターたちと共に岡本知高さんの歌う「ボレロ」の世界観を表現して会場を盛り上げた。
豪華メンバーが次々登場
今回のセレモニーではフィギュアスケートと源氏物語の世界観を融合させたスペシャルパフォーマンス「月明かりの如く」が披露された。
このパフォーマンスには、元フィギュアスケーターの荒川静香さん、織田信成さん、鈴木明子さん、村上佳菜子さんが続々登場。
日本スケート界の一時代を築いた豪華な顔ぶれにはファンも心躍らせていた。
2018年にミラノで行われた世界大会のオープニングでは、氷上で優雅に男女が優雅にバレエを踊った。イタリアはバレエの起源としても知られ、宮廷の余興として楽しまれていたという。
「源氏物語」は日本を代表する長編古典文学。開催国にちなんだエピソードや文化を取り入れるのもパフォーマンスの醍醐味といえよう。
観客の多くが、幻想的な衣装やパフォーマンスに魅了されていたようであった。
まさかのサプライズゲスト登場
源氏物語のパフォーマンスには日本のレジェンドたちに加え、さらにもうひとり伝説のパフォーマーも参加。今大会に出場するデニス・ヴァシリエフス選手のコーチとして来日していたステファン・ランビエールさんである。
ランビエールさんは烏帽子をかぶった平安貴族の格好で登場。意外にも雅な衣装がよく似合っている。
このランビエールさんの登場に、セレモニーを見ていたファンには衝撃が走ったようだ。
なんとも豪華な顔ぶれで行われた一日限りのパフォーマンス。大会を盛り上げる素晴らしいセレモニーとなった。