世界中のサッカーファンが注目するUEFAチャンピオンズリーグ。準々決勝まで駒を勧めた上位8チームが、欧州No.1の座を目指ししのぎを削っている。
4月10日には、リバプールとポルトが対戦。
この試合で、ポルトに所属する背番号「11」のムサ・マレガ選手が指輪を着用しながらプレー。世界中のサッカーファンから注目を集めている。
左手薬指に指輪をつけて出場
サッカーのルールを制定する国際サッカー評議会(IFAB)は、ネックレスや指輪といったすべての装身具を身に着けてのプレーを禁じている。
過去にはピアスやネックレスを着用してプレーする選手もいたが、安全面を考慮し、現在は全面的に禁止された。
こういった理由で試合開始直前には関係者や審判による選手のボディチェックが行われる。
しかし、チェックの入念さは人それぞれ。マレガ選手も当然このチェックを受けているはずだが、現に左手薬指には指輪がはめられていた。これにはこの試合の実況や解説も驚きながら笑ってしまう始末。
この驚きの指輪着用により、マレガ選手の左手には多くの注目が集まっている。
ちなみに、10日現在、ツイッターの検索窓にマレガ(Marega)と打ち込むと予測検索に指輪(ring)と候補が出る。マレガ選手は世界的に注目されているようだ。
そんなマレガ選手だが、実は指輪をはめてプレーをすることは初めてのことではない。同大会のベスト8を決めるローマ戦にも指輪をつけて出場していた。
指輪をつけながらプレーをするマレガ選手を見て「家族をとても大切にする誠実な人間」だと、称賛する声も挙がっていた。
マレガ選手は、2017年にある一枚の写真をインスタグラムに投稿している。
「私の人生で最も幸せな日」という文とともに赤ちゃんを抱え、キスをしている写真。
子供の誕生に喜びを爆破させる一面もファンに見せてくれたマレガ選手。この家族を愛する気持ちが、指輪をつけてプレーすることに繋がったのかもしれない。