2019年の3月21日に引退したイチローさん。
東京ドームでのシアトル・マリナーズvsオークランド・アスレチックスでの「出来事」は、プロ野球ファンのみならず多くの日本国民の胸に刻まれるエピソードになった。
しかし、プロ野球ファンの間ではまだまだ、イチローさんについて記憶に残っている出来事が多くある。
そのひとつが、毎年行われるキャンプでイチローさんが着用していた「ジョークTシャツ」であろう。
ジョークTシャツ着用のきっかけはケンカの仲裁?
イチローさんが初めてジョークTシャツを着用している姿を見せたのは、2013年春のキャンプインの際であった。
この時のジョークTシャツは、胸側に「カツサンドないの?」という文言とイラストが、背中側には「冗談言ってんの?」というメッセージがプリントされたもの。
当時、メディアから真意を問われた際「神戸の友達が聞いたら笑う話だよ」とはぐらかしたイチローさんだったが、実はカツサンドをめぐりケンカをしてしまった知人を仲直りさせたい、というメッセージだったといわれている。
それ以降も、観光地などでお土産として売られているような有名ブランドパロディのTシャツや、「褒められて伸びるタイプです。」「神対応」「定時で帰る」などのメッセージTシャツを披露してきた。
イチローのジョークTシャツは一般販売されている!
実はイチローさんが着用してきたジョークTシャツはすべてがオリジナルというわけではなく、一部、既製品が含まれているため、誰でも購入できる。
今回は、中でも人気の「AREA51」Tシャツとその購入方法について紹介する。
こちらは2017シーズンのキャンプインの際に着用されたもので、デザイナーのAfLaShさんがデザインしている、
「AREA51」とは、ライトを守るイチローさんの守備範囲があまりにも広く、難なく飛球を捕らえることからつけられた愛称。警備が厳重で来訪者を厳しく取り締まるアメリカ空軍基地の「エリア51」とイチローさんの背番号51をかけたネーミングとして広く知られている。
「AREA51」Tシャツは現在も、ネットショップ「T-SHIRTS TRINITY」で販売されている。イチローさん着用モデルも含めて様々なデザインのものが取りそろえられており、また同じデザインのトートバッグも購入可能だ。
これ以外にもイチローさんが着用してきたジョークTシャツは各種ネットショップや量販店などで販売されている。
イチローさんとお揃いにしてみたいファンは、ぜひ一度探してみてはいかがだろうか。