2018年5月16日、ユタ州ソルトレイクシティが「5月16日をネイサン・チェンの日に制定すること」を発表した。
チェン選手はソルトレイクシティ出身。3歳の時に地元開催されたソルトレイクシティ五輪がきっかけで、スケートを始めたという。
その後もソルトレイクシティを拠点に活動し、世界トップレベルのスケーターに成長。「ネイサン・チェンの日」は、その功績をたたえるために制定された。
Nathan Chen has his own day in Salt Lake City. The Olympic figure skater was awarded the proclamation today at the Maverik Center, stating that May 16 is now officially “Nathan Chen Day.” pic.twitter.com/asfRx5J3yF
— Salt Lake Tribune Sports (@sltribsports) 2018年5月16日
「ネイサン・チェンの日」制定から1年。この1年の間にチェン選手は激動の日々を過ごしている。
まずは4月のイェール大学入学。世界トップクラスの難関大学に入学したチェン選手は、学業とスケートをハイレベルな形で両立することに。
12月にはグランプリファイナル初制覇。さらに、2019年1月に全米選手権で3連覇を達成する。
そして、記憶に新しい3月の世界選手権では、2連覇を達成した。羽生結弦選手との熱い攻防は、多くのファンが固唾をのんで見守ったことだろう。
この1年で、世界トップクラスのスケーターとして大きく名を馳せたネイサン・チェン選手。2度目の「ネイサン・チェンの日」は、チェン選手本人も去年とはまた違った気持ちで過ごせたのではないだろうか。