女子プロバスケットボール・トヨタ自動車アンテロープスに所属する馬瓜エブリン選手。
ポジションはセンターとフォワードをこなすバイプレイヤーで、長い腕とジャンプ力を活かしたリバウンドや、スピードを活かしたドリブルなどが持ち味の選手だ。
また、エブリン選手の妹・馬瓜ステファニー選手も、同じくトヨタ自動車アンテロープスに所属するプロバスケットボール選手であり、姉妹での活躍が期待されている。
ここからは、そんな妹・ステファニー選手とともに歩み続けるエブリン選手の選手人生や、プライベートについて迫っていく。
国籍問題を乗り越えて日本を代表する選手に成長
幼い頃から見ていたNBA選手のプレーに憧れて小学校三年生でバスケットボールを始めたエブリン選手。持ち前の身体能力ですぐに頭角を表し、13歳の時にはU-16の日本代表に初選出。
しかし、そこで国籍の問題が発生する。エブリン選手は生まれも育ちも日本であるが、両親はガーナ人。国籍はガーナにあった。
エブリン選手は帰化を決断。選出された2014年のアジア選手権で優勝し、U-17日本代表として出場した2017年の世界選手権ではチームをベスト4に導く活躍を見せた。
高校は女子バスケットボールの名門・桜花学園に進学。
高校二・三年生時には、二連連続で高校三冠(インターハイ・国体・ウィンターカップ)を達成し、名実ともに世代を代表する選手となっていった。
姉妹での日本代表入りに期待
高校卒業後は、プロのバスケットボール選手として活躍を続け、同2018年にはアジア杯に出場する日本代表にも選出されている。現在は、トヨタ自動車アンテロープスに所属し、活躍を続けている。
また、姉と同じような経歴を辿り、妹のステファニー選手も高校卒業後プロ入りを果たし、こちらも日本代表候補に選ばれるほどの選手に成長。現在は姉・エブリン選手と同じトヨタ自動車アンテロープスで活躍している。
現在は二人とも日本代表候補となっており、2020年の東京五輪では姉妹での日本代表入りが期待されている。
SNSではチームメイトとの仲睦まじい様子が読み取れる
そんな姉妹での活躍を続けているエブリン選手。
だが、自身のSNSではかっこいいプレーとは裏腹に可愛らしい一面も覗かせている。
先日のインスタグラムの投稿では、チームメイトとサバゲーを楽しむ様子が載せられており、エブリン選手の可愛らしい一面とともに、チームの仲の良さを窺うことができる。
趣味はレゴ!テーマパークを楽しむ投稿も
インスタグラムでは、エブリン選手がレゴブロックを楽しむ様子も数多く投稿されており、本人もレゴにハマっていると述べている。
オフの日には、チームメイトと東京ディズニーランドやナガシマスパーランドなどのテーマパークを楽しむ様子も投稿されており、普段なかなか見ることができないエブリン選手のお茶目な一面も見ることができる。
サッカー観戦やサイクリングにもチャレンジ
また、バスケットボールだけでなく、サッカー観戦やサイクリングを楽しむ様子なども数多く投稿されており、バスケットボールに限らず様々なことに取り組む様子も確認することができる。