皆さんは伝説のスケーター、ジョン・カリーさんをご存知だろうか?
今や人気のスポーツのアイススケートをメジャースポーツへと押し上げ、さらには芸術の領ににまで昇華された伝説の五輪フィギュアスケート金メダリストだ。
2019年5月31日より、そのカリーさんの生涯を描いた映画「氷上の王、ジョン・カリー」が全国で順次公開となる。
公開を記念し、映画館の初日来場者にはコーセー 「雪肌精」2種類サンプルセットと「氷上の王、ジョン・カリー」の海外版ビジュアルちらしがプレゼントされる。
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また、アップリンク渋谷とアップリンク吉祥寺では、羽生結弦選手が出演した「雪肌精」のCMが期間限定で上映されることが決定。映画本編とあわせ、 こちらの映画館の大画面で楽しみたい。
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男性アスリートとして初の雪肌精CM出演
これまで「雪肌精」のCMには新垣結衣さんや岩田剛典さんといったタレントが出演してきた。しかし、男性アスリートが出演したのは羽生選手が初めてだ。
強い透明感や清潔さを連想させる羽生選手。CMでは熱い演技を披露し、その凛とした姿を見せている。
約144平方インチの大画面
今回は、最大約144平方インチの映画スクリーンで、羽生選手出演のCMを鑑賞可能。
テレビ観戦や生観戦ともまた違う「大画面の羽生選手」を味わうことができる、貴重な機会になることだろう。
ジョン・カリーと羽生結弦の 共通性
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この映画の主人公となるジョン・カリーさんは、インスブルック五輪や世界選手権で金メダルを獲得するなど、数多くの輝かしい成績を残した選手。
また、従来の技術を競うフィギュアスケートに革新をもたらし、持ち前の高い身体能力とバレエの影響を受けた演技力で、フィギュアスケートに芸術性と表現性をもたらしたことでも有名だ。 今日のフィギュアスケートがあるのは、彼の存在があったからといっても過言ではない。
そんな中、この映画のメガホンをとったジェイムス・エルスキン監督が「カリーに共通するものがある」として名を挙げているスケーターが、羽生選手である。
演技を通じて技術や芸術性はもちろん、人の感情を揺さぶるような力を持っている部分に二人の共通点があるのではないだろうか。
「強く、美しくありたい」というナレーション
カリーさんがフィギュアスケートを通じて残してきたもの。それは努力を重ね、結果を残し続ける強さ、そして競技自体に技術だけでなく、表現力や芸術性といった美しさを加える新しいスタイルである。
羽生選手は今回の「雪肌精」のCM内で、「強く、美しくありたい」とナレーションで語りかける場面がある。これは、まさにジョン・カリーという人物を語る上で重要なキーワードとなる言葉でもあり、奇しくもCMと映画の両方で語られる部分だ。
アートとスポーツの双方を融合したフィギュアスケートを生み出したカリーさん。
そして、そのカリーさんの魂を受け継ぐように、その卓越した技術力と演技力で人々の心を揺さぶり続ける羽生選手。この2人が同じスクリーンに映る様子を、ぜひ目に焼き付けてみては。