千葉ロッテマーリンズは9月23日、福浦和也選手の引退試合を行った。ロッテ一筋26年、首位打者1回、ゴールデングラブ3回の名手がグラウンドを去ることについて、ファンや関係者から多くのコメントが寄せられている。
昨年まで日本ハムでプレーし、今シーズンからロッテに在籍するブランドン・レアード選手も、この日の試合前にインスタグラムを更新。
「素晴らしいキャリアをおめでとう、福浦さん。対戦相手としてプレーできたことも、今季こうしてチームメイトになれたことも素晴らしいことでした。すごい!」と福浦選手の現役生活を称え、ロッカールームで撮影した笑顔の2ショットを掲載した。
現役最後の試合をファインプレーで締めくくる
引退試合に福浦選手は7番・指名打者で先発。バットでは4打数無安打に終わり現役通算2001本目の安打を放てなかったが、ゴールデングラブ賞3度の名手らしく守備で観客を沸かせた。
9回から一塁の守備に就いた福浦選手は2アウト1塁の場面で、平沼翔太選手の痛烈なライナーを横っ飛びキャッチ。野球人生の集大成ともいえるスーパーキャッチだった。
自らのプレーで現役最後の試合を終わらせた瞬間、満面の笑みでミットを突き上げた。