まるで『マリオカート』の無敵状態じゃないか。そんなスーパープレイをラグビーワールドカップ公式インスタグラムが紹介した。
今回取り上げられたのは9月25日に行われたウルグアイ対フィジー戦の14分に起きたプレー。5点ビハインドのウルグアイは、味方からのパスを受けたサンティアゴ・アラタ選手が突進を開始。
動画ではこの時、アラタ選手がボールだけではなくフィールド上の星(スター)も拾ったように編集されている。スターの力を得たアラタ選手の体が輝きだし、軽快な音楽も鳴り始める。
マリオカートのような演出にファンも大喜び
これは任天堂の人気ゲーム『マリオカート』で登場する表現を意識したもの。同ゲームではスターを取ることで無敵状態になり、対戦相手が仕掛けてくる妨害やコース上の障害物を弾き返すことができる。
無敵状態に入ったアラタ選手はフィジーの選手を置き去りにし、ユニフォームを掴まれながらも止まらない。最後もタックルで足を取られたが転がり込むようにしてトライを決めた。
「STAR POWER #rwc2019 #mariokart #fijvuru」と題された動画には、多くのラグビーファンからコメントが寄せられている。
- 誰かが作ってくれるのを待っていた
- マリオラグビーだ!
- 任天堂とワールドカップのコラボレーション
アラタ選手のトライもあり試合は30-27でウルグアイが勝利している。ウルグアイがフィジーに勝ったのは史上初の出来事。W杯での白星も2003年大会のジョージア戦以来16年ぶりだった。