三井不動産株式会社は11月3日、ラグビーニュージーランド代表(オールブラックス)に宛てた全面広告を掲載した。
柏市ラグビーキャンプ地誘致委員会のメンバーである三井不動産株式会社は、ラグビーニュージーランド代表「ALL BLACKS」のホスト市となった柏市とともに、事前キャンプのサポートを行うことが昨年決定し、以降、場所の提供だけでなく、イベントやTVCMなどを通じて、様々なサポートを実施してきた。
240万回以上再生された子供たちの「柏ハカ」
オールブラックスのキャンプ地に決定した千葉県柏市だったが、現地入りする9月9日には会場到着が遅れ、宿泊するホテルの前に集まった大勢のファンを長時間待たせてしまうアクシデントもあった。
そのとき会場に居合わせた「柏ラグビースクール」の子どもたちが急遽、会場を盛り上げる為にオリジナルの「柏ハカ」を披露し、会場を盛り上げた。この様子は大会公式ツイッターにも紹介され240万回以上再生された。
The @AllBlacks receive an amazing Haka in Japan #RWC2019 pic.twitter.com/5Rlgm9eCTS
— Rugby World Cup (@rugbyworldcup) September 9, 2019
英語での手紙に人生初トライ

今回の大会でも日本中にたくさんの感動を与えてくれたオールブラックスへの感謝を届ける為に、事前キャンプのトレーニング施設としても使われた「柏の葉小学校」の生徒達から手紙を募集。
『その感動を、その熱量を、次の未来へつなぎたい。』そんな想いから、集まった総勢150通の手紙の中から実際にオールブラックスの前で柏ハカを披露してくれた少年(コウタロウ君)の熱い想いと感謝が英語で綴られた手紙をピックアップ。
「柏の葉からALL BLACKSへ、感謝の手紙広告」として、ラグビーワールドカップ決勝戦の翌日となる2019年11月3日(日)に、日本経済新聞の全面広告で直筆の手紙を掲出した。
柏の葉小学校の生徒達から集まった総勢150通の手紙と共に、後日ALL BLACKSへ届ける予定だ。

未来へ向けたメッセージ 最後はお辞儀
家族全員がオールブラックスファンというコウタロウ君が実際に手紙を書く様子が収められた、メイキング映像も同時に公開された。
150通の手紙の中で唯一、自身初挑戦だったと語る英語での手紙を書いてきたコウタロウ君。そんな姿勢からは物静かな性格に潜む、オールブラックスへの熱い想いが伝わってくる。

メイキング映像では英語での手紙に初挑戦したコウタロウ君が、オールブラックスへの想いを込めて手紙を読み上げる。
生でオールブラックスの試合を観れて嬉しかった、自分もオールブラックスのようになりたい、だからこれからもラグビーとハカを頑張る。そんな未来に向けたメッセージが込められている。
今大会は試合後に各国の選手たちがスタンドに向かって「お辞儀」する姿が話題となった。それに応えるようにメイキング映像も最後はコウタロウ君のお辞儀で終わる。


