『ラグビーワールドカップ2019日本大会(W杯)』で3度目の優勝を果たした南アフリカ代表。勝者の証であるウェブ・エリス・カップを持って凱旋帰国した。
空港に到着したシヤ・コリシ主将やラシー・エラスムスHC(ヘッドコーチ)を待っていたのは、数千人の南アフリカサポーターたちだった。
What awaits the #RWC2019Champions
Uniting a nation#StrongerTogether pic.twitter.com/3yOmzRaz5k
— Springboks (@Springboks) November 5, 2019
シヤ・コリシ主将の登場に大歓声
コリシ主将やエラスムスHCを乗せた便は予定時間から大幅に遅れて到着した。それでもカップを掲げながらコリシ主将が登場すると、ファンは長時間待たされた疲れを感じさせない大歓声で迎える。
ファンからはコリシ主将を讃える「シヤ、シヤ、シヤ」のコールも起きた。
That special moment
pic.twitter.com/lzlVyBjaKE
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「何かを成し遂げたいと思ったらひとつになれる」
大会中もSNSを通じて母国からの応援に触れてきたと話すコリシ主将だが、実際にファンの熱気を感じる歓迎レセプションは特別なものだと応援に感謝した。
「全ての南アフリカの人々のためにエリス・カップを持ち帰りました」
他民族国家ゆえの難しさを抱える南アフリカ。今回の代表も様々なルーツを持つ選手が集まって構成された。そのチームで勝つことにより「何かを成し遂げたいと思ったら、ひとつになれるんだ」ということを示すために戦ってきた。
エラスムスHCは「今日の出迎えが最近2ヶ月間に払った努力や犠牲を価値あるものにしてくれた。皆さんありがとう」とサポーターの声援に応えた。
参考:https://www.springboks.rugby/articles/2019/11/05/Boks-humbled-upon-arrival