男子テニスの国別対抗戦『デビスカップ』が開幕した。日本は1次リーグ初戦で昨年準優勝のフランスと対戦。
世界ランク13位の錦織圭選手を欠く中、第1試合のシングルスを落として迎えた第2試合のシングルスに西岡良仁選手を立てた。
同ランク73位の西岡選手だが、10位のガエル・モンフィス選手相手に7-5、6-2のストレート勝ち。今年8月の錦織戦(当時5位)に続くトップ10撃破を果たした。
試合後の西岡選手は「僕自身にとって今年2回目のトップ10選手からの勝利」とツイッターを更新している。
「とてもいい試合が出来たと思います。惜しくもフランスには敗退しましたが、明日のセルビア戦でもいい戦いをしたいと思います。また沢山の応援よろしくお願いします!」
僕自身にとって今年2回目のトップ10選手からの勝利。とてもいい試合が出来たと思います。惜しくもフランスには敗退しましたが、明日のセルビア戦でもいい戦いをしたいと思います。また沢山の応援よろしくお願いします! https://t.co/iVe7E82pg2
— YOSHIHITO NISHIOKA (@yoshihitotennis) November 19, 2019
日本は第3試合のダブルスを落とし、1勝2敗で黒星スタート。11月20日は同ランク2位のノバク・ジョコビッチ選手を擁するセルビアと対戦する。
今季は初対戦で錦織圭から勝利を奪う
男子シングルス世界ランキングで錦織選手に次ぐ日本人2位につけているのが西岡選手。2018年の深センオープンでは念願のツアー初優勝を果たした。
深圳250優勝!ツアー優勝日本人史上5人目!!めっちゃ嬉しいです。怪我からの道のりはかなり苦しかったけどやっとここまで来れました。
最高の瞬間です。そしてゆっくりしたいけど、日本に帰らないとダメでもうすでに空港です。
日本で皆さんに会えるの楽しみにしています^_^ pic.twitter.com/rzCd9X7vA9— YOSHIHITO NISHIOKA (@yoshihitotennis) September 30, 2018
2019年8月のウエスタン・アンド・サザン・オープンでは、途中でドクターを入れるなど錦織選手側の体調不良もあったが、初対戦で目標としてきた“錦織越え”を達成している。
今日の試合ただ僕は全力で挑む事だけを考えていました。試合を通じて錦織選手から沢山の事を経験させて貰えました。ただただ僕は試合する事が出来て光栄で、また対戦出来るように頑張っていきます。錦織選手の体調が早く治る事を祈っています。 https://t.co/vxpAKxT1Vq
— YOSHIHITO NISHIOKA (@yoshihitotennis) August 15, 2019
錦織選手は2020年シーズンを開幕から全力で戦うため、右ヒジの骨棘を取り除く手術を今年10月に受けた。錦織選手不在の間は西岡選手が日本のエースとして世界に立ち向かう。