今季限りでの現役引退を表明しているダビド・ビジャ選手が、ヴィッセル神戸のチームメイトで日本代表MFの山口蛍選手とユニフォームを交換した。
11月21日に更新したインスタグラムでビジャ選手は、山口選手の代表用ユニフォームを手に持ち、ビジャ選手のユニフォームを持った山口選手とツーショット撮影。
カメラに笑顔を向け「Arigato amigo!!! @hotaru10_official」と綴った。
ベネズエラ代表の元チームメイトとも交換
ビジャ選手の姿は日本代表対ベネズエラ代表戦が行われた、19日のパナソニックスタジアム吹田にもあった。
ベネズエラ代表のヤンヘル・エレーラ選手とは、MLS(メジャーリーグ・サッカー)のニューヨーク・シティでチームメイトだったことがある。エレーラ選手ともユニフォームを交換したビジャ選手は「また会えて嬉しいよ」と再会を喜んだ。
目標は天皇杯優勝での引退
スペイン代表歴代最多得点記録を持つビジャ選手は、2018年12月にヴィッセル神戸加入が発表され、2019年シーズンにJリーグデビューした。37歳になったビジャ選手だが、現在までにリーグ5位タイの12ゴールを挙げている。
引退会見では「良いプレーができていて、チームにも貢献できていると感じる」としながらも、以前から「サッカーに引退させられるのではなく、自分の意志で引退を決めたい」思いがあったことを明かした。

(c)Getty Images
今季のヴィッセル神戸はリーグ戦3試合と天皇杯準決勝が残っている。引退会見でビジャ選手は「天皇杯で優勝したいと強く願っている」とコメント。キャリア最後の試合がタイトル獲得で終わることを希望した。