今季からシニアデビューし、グランプリシリーズ2大会を制したアレクサンドラ・トゥルソワ選手。
女子フィギュアスケートの新星がオリンピックチャンネルのインタビューに答え、イギリスの女優エミリア・クラークさんへの思いを語った。
『ゲーム・オブ・スローンズ』のデナーリスに会いたい
今季のトゥルソワ選手はフリーの曲にマシュー・ベラミーさんの『Pray』を採用している。この曲は米国のテレビドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』からインスピレーションを受けたアーティストたちによる、コンピレーションアルバムに収録されている。
同ドラマは米国の作家ジョージ・R・R・マーティンさんの小説『氷と炎の歌』を原作とした映像化で、2011年に放送が始まると2019年の最終シーズンまで世界中に熱狂的なファンを生み出し続けた。
このドラマでメインキャストの1人『デナーリス』を演じたのがクラークさん。
トゥルソワ選手は照れたように笑いながら、「デナーリスを演じている女優さんが私にメッセージをくれたら嬉しい、もしくは彼女に会いたい」とクラークさんとのコンタクトを夢見た。
4回転ジャンプは恐怖と楽しさが同居
トゥルソワ選手は1回の演技で4本の4回転ジャンプを跳ぶ。圧倒的なジャンプの力でアリーナ・ザギトワ選手が持っていた、女子シングル歴代最高得点を塗り替えた。だが硬い氷の上で勢いよく、高く跳ぶことは怖くないのかと質問され、トゥルソワ選手は「恐怖はある」と答えた。
「でも、私はフィギュアスケートをしているので、慣れないといけません。遠くへ飛ぶのは楽しいから好きですよ。ジャンプを跳ぶためのルーティンが大好き。ジャンプそのものではありません」