男子陸上短距離の桐生祥秀選手がウェアラブルカメラ『GoPro』で撮影した動画に大きな反響が寄せられている。
日本人で初めて10秒の壁を破った桐生選手の走りを体感したファンからは、「全然視点ぶれない」「これが9秒台の人間が見る世界か」「原付ぐらいの景色の進み方」と驚きのコメントが寄せられた。
これが一番俺の今の所YouTubeで再生数ある、
やっぱ撮るのもおもろいけど
みてもらうと嬉しい俺と走ってる人が同じ場所とか
いろいろ違うバリエーションで
GoProまたしよかなGoProを付けて走ってみた! https://t.co/nQ7cmblumc @YouTubeより
— 桐生(kiryu Yoshihide) (@KiryuYoshihide) December 3, 2019
ファンからの要望に応えて撮影 第2弾の制作も検討
桐生選手は2019年7月にYouTubeチャンネルを開設し、これまでに17本の動画を投稿してきたが、その中で最も再生回数が多かったのは『GoProを付けて走ってみた!』だ。
GoProはウェアラブルカメラと呼ばれる機材の一種で、身体や自転車のハンドルなどにつけることにより、競技者目線での撮影を可能とする。
「GoProで目線が見たい」というファンからの要望に応え、桐生選手はヘッドバンドで額にカメラを固定。その状態で走った動画を公開した。
桐生選手は30代の一般男性と比較した動画も合わせて公開。桐生選手のブレの少なさや視界が流れていく速さが際立つ結果となった。
桐生選手は、今回は別な場所で走った動画を横に並べて比較したが、次回は同じ場所で走るなど何パターンかのバリエーションで撮影したいと第2弾の企画も考えている。