鍵山優真が全日本フィギュア3位、高1での表彰台は23季ぶり 「一番てっぺんからいい景色が見たい」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

鍵山優真が全日本フィギュア3位、高1での表彰台は23季ぶり 「一番てっぺんからいい景色が見たい」

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鍵山優真が全日本フィギュア3位、高1での表彰台は23季ぶり 「一番てっぺんからいい景色が見たい」
鍵山優真が全日本フィギュア3位、高1での表彰台は23季ぶり 「一番てっぺんからいい景色が見たい」 全 1 枚 拡大写真

全日本フィギュアスケート選手権男子シングルで、全日本ジュニア王者の鍵山優真選手がショートプログラム7位から順位を上げて3位に入った。優勝は宇野昌磨選手、2位は羽生結弦選手だった。


鍵山選手は「憧れの存在」と目標にしてきた宇野選手と一緒の表彰台に立った。高校1年生での全日本表彰台は、1996-97年シーズンに優勝した本田武史さん以来23季ぶり


親子2代での表彰台も「次は一番てっぺん」


ショートプログラムは冒頭の3回転アクセルに失敗。規定により0点とされる大きなミスから始まったが、続くジャンプで攻めの4回転トーループを成功させ巻き返した


挑戦』をテーマに全日本に臨んだ鍵山選手は、フリーでも「失うものはない」と攻めの姿勢を貫き、4回転トーループ2本を成功させてライバルをごぼう抜き。ジュニア勢では2014年の宇野選手以来となるメダルを獲得した。


「全日本という日本一を争う舞台で3位になれたことは、とても嬉しく思います。5年ぶりにジュニアでメダルを獲れたことも嬉しく思います。欲を言えばもっといい演技できたら良かったな」


父の鍵山正和さんも1990年代前半に全日本を3連覇した第一人者だった。親子2代で全日本の表彰台に登った感想を聞かれると、「すごく良かったです」と笑みを浮かべたが、すぐに「次は一番てっぺんからいい景色を見たいなと思いました」と新たな挑戦を見据えた。



(c)Getty Images



ジュニアグランプリファイナルの悔しさをバネに


鍵山選手は、今年の全日本ジュニア王者として12月のジュニアグランプリファイナルに挑んだが、極度の緊張からジャンプにミスが出てショートプログラム6位。フリーで巻き返したが4位に終わりメダルを獲得することはできなかった。


ジュニア歴代最高得点で優勝した佐藤駿選手の後塵を拝したあと、鍵山選手はインスタグラムを更新して「この悔しさをバネに次の全日本選手権も頑張ります!」と意気込んだ。




全日本選手権でもショートプログラムでは、佐藤選手の3位に対し鍵山選手は7位と出遅れた。だがフリーでは優勝した宇野選手に次ぐ2位の高得点を叩き出し合計257.99点まで得点を伸ばした


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