12月24日、男子フィギュアスケートの鍵山優真選手がインスタグラムを更新して、全日本フィギュア選手権での応援に感謝した。
今年の全日本ジュニア王者でもある鍵山選手は16歳、高校1年生ながら4回転トウループ2本を跳ぶ攻めの演技でショートプログラム7位から順位を上げ、総合3位に入った。
ユースオリンピックでは日本選手団の旗手に
ショートプログラムで冒頭の3回転アクセルが0回転になってしまうミスもあり、同世代のライバル・佐藤駿選手に後れを取った鍵山選手だが、フリーでは父でコーチの正和さんとともに「失うものはない」と4回転ジャンプ2本、3回転アクセルも2本入れる演技構成で勝負。見事に滑りきった。
全日本選手権の好成績により世界ジュニア選手権、四大陸選手権の代表に決定した。シニア選手権初の代表入りを「四大陸選手権も出場が決まって良かったです」と喜ぶ鍵山選手だが、より大きな喜びを示したのは佐藤選手と同じ舞台に立てる世界ジュニア代表だった。
「なにより、駿と一緒に世界ジュニアに行けることがとても嬉しいです。年明けにはスイスでユースオリンピックがあるので気を抜かずにまだまだ頑張ります!」
ユースオリンピックは2020年1月9日から22日まで、スイス・ローザンヌで開かれる。鍵山選手はJOC(日本オリンピック委員会)から11日、日本選手団の旗手を務めることが発表された。