ラグビー日本代表の中島イシレリ選手が2019年の『スーパーダディアワード』に選ばれた。
『スーパーダディアワード』はNPO法人スーパーダディ協会(SDA)が2017年に始めたもので、仕事と育児を両立してるスーパーダディを表彰する。2017年はサッカーの大久保嘉人選手、2018年は書道家の武田双雲さんが受賞した。
中島選手は、『ラグビーワールドカップ2019日本大会(W杯)』で史上初のベスト8入りに貢献したが、W杯準備のため今年は家族との時間が取れなかったそう。それでも家族のために戦う姿勢や、限られた家族との時間で育児に参加する姿が評価された。
スーパーダディアワード選出理由
中島選手は2012年に千葉の居酒屋で出会った理恵子さんと結婚。現在は3歳と2歳の息子たちを育てる2児の父だ。
妻の理恵子さんは10店舗の飲食店の統括マネージャーを務める。「夫婦共働きはリスペクトと思いやりが秘訣です」と中島選手。「enjoy」「positive」「love」の3つを子育てのモットーとしている。
こういった姿勢やモットーが『スーパーダディアワード』にふさわしいと評価された。
【発表!】
スーパーダディアワード 2019年はラグビーW杯日本代表、中島イシレリ選手に決定!動画コメントが届きました
子育てや奥様との日常などたっぷり語ってくださったインタビュー全文&写真はこちら ↓
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— Superdaddy Association (@SuperdaddyJapan) December 24, 2019
子どもとすることは「必ず一緒にお風呂」
神戸製鋼コベルコスティーラーズでプレーする中島選手は、シーズン中は家族から離れ神戸に単身赴任している。しかし家族が待つ家に戻ったときは可能な限り子育てしていると話す。
SDA公式サイトのインタビューでは、「子どもといるとき必ずすることは?」の質問に「必ず一緒にお風呂入る。それと日本語そこまでできないけど、平仮名は読めるから本読んだり、寝かしつけたり。子どもと一緒にいるだけでチョーなごみます」と答え、子煩悩な一面を見せた。
「毎日、朝起きたらすぐ思わず奥さんに携帯触って『おはよう』って言う。毎朝している。本当はできるだけ会っていたい。本当は一緒に暮らしたい」と単身赴任の寂しさを吐露するが、理恵子さんの仕事に「奥さんお仕事で頑張っているし、さみしいからといって、働かないでとか、そばにいてよとか、僕は文句言えない。奥さん頑張ってるもん」と理解を示した。