男子フィギュアスケートの髙橋大輔選手がインスタグラムを更新。今年の全日本フィギュアスケート選手権中継に携わった、フジテレビのアナウンサー陣に感謝のメッセージを綴った。
髙橋選手が公開した写真には、元フィギュアスケート選手の村上佳菜子さんや、フジテレビの西岡孝洋アナウンサー、三田友梨佳アナウンサー、内田嶺衣奈アナウンサーが写る。
2014年に一度引退し、昨期4年ぶりに復帰した髙橋選手。2017年に村上さんが引退した際は労う立場だった。「かなこ!前回のかなこの引退の時は逆やったの思い出して、あの時まさかこんな日がくるとは思ってなかった」と当時のことを明るく振り返る。
男子シングルの実況を担当してきた西岡アナにも尽きない思いがあるようだ。
「西岡アナ! 本当長い間シングル時代実況してくれて、引退時は一緒にお仕事させてもらって、またシングル最後に実況してもらって! なんか嬉しさと寂しさと。。でもこれからもよろしくです!」
競技生活を離れている間はテレビの仕事にもチャレンジした。不慣れな世界でフォローしてくれた三田アナ、内田アナにも感謝した。
「三田アナ! フジテレビでキャスター始めてからめちゃくちゃお世話になりました! ほんと喋れない僕をサポート沢山して頂き感謝しかない! 世界選手権のエキシビションで実況と解説一緒にやったのは一生忘れません」
「内田アナもキャスター始めてからめちゃくちゃお世話になりました! いつも優しく接してくれて、沢山笑いも届けてくれて、めちゃめちゃ癒されてましたw シングル最後にインタビュー! 泣いちゃってごめんなさい」
大きな夢を持ってアイスダンスに転向
髙橋選手は今季の全日本フィギュアスケート選手権大会で男子シングルに出場した。長く戦い続けた身体は満身創痍。出場を予定していた西日本選手権もケガで回避して、今季最初で最後の大会が全日本選手権だった。
204.31点で12位に終わった髙橋選手は今後、9月に発表していたとおりアイスダンスに転向する。
全日本選手権後のインタビューでは「シングルで戦うのは無理だなって、改めて思いました」と未練はない様子で語り、新たな挑戦に「次に頑張れることを見つけたのが一番です」と前向きな言葉を残した。
思い起こせば2014年の引退会見で髙橋選手は、今後の人生で何をしたらいいか戸惑っていると率直に話し、「いま一番欲しいものは夢」と言い残しながらリンクを去った。
今回はアイスダンスで2022年の北京五輪出場という大きな夢がある。