巻誠一郎の引退試合が開催 子どもたちを無料招待、今後は「誰かを助けてあげるようなことを」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

巻誠一郎の引退試合が開催 子どもたちを無料招待、今後は「誰かを助けてあげるようなことを」

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巻誠一郎の引退試合が開催 子どもたちを無料招待、今後は「誰かを助けてあげるようなことを」
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元サッカー日本代表FW巻誠一郎選手の引退試合が、1月13日にロアッソ熊本の本拠地・えがお健康スタジアムで行われた。


巻選手は前半を元所属クラブのジェフユナイテッド千葉や熊本の選手を中心に構成する巻フレンズチームで、後半は日本代表でともにプレーした選手たちと元日本代表ドリームチームでプレー。合計5得点を挙げた。


巻フレンズには羽生直剛さんや佐藤勇人さん、片山奨典さんらが参加。元日本代表チームには久保竜彦さんや小笠原満男さん、播戸竜二さんらが参加した。




子どもたちに夢を追いかけて欲しいと企画


巻選手は2014年に出身地・熊本に本拠地を置くロアッソに加入。現役生活最後の数年間を過ごした。今回の引退試合を企画した経緯について、巻選手は2016年に発生した熊本地震を挙げている。


熊本に大きな被害をもたらした地震により、多くの子どもたちがサッカーを諦めてしまったり、夢を追いかけることを辞めてしまった。そんな子どもたちに「もう一度夢に向かってボールを蹴ってほしい!!サッカーをしていない子どもたちにも夢を追うことの先に、輝くステージが必ず待っていることを伝えたい」と熊本での引退試合を決めた。


引退試合には子どもたちを無料招待すると決め、そのための資金をクラウドファンディングで募ったところ、当初予定していた200万円を1日で達成するほどの反響があった。




今後は「誰かを助けてあげるようなことを」


巻選手が得意とするヘディングで魅せた。試合開始直後、昨季引退した元熊本の片山さんから出たボールに飛びつき、豪快なダイビングヘッドでゴールネットを揺らす。その後も試合は次々にスペシャルゲストが登場する、スーパープレーあり、笑いありの内容で大盛り上がり。


最後に試合後のセレモニーでスピーチした巻選手は、「この熊本という地でスパイクを脱げることを誇りに思います」と故郷への感謝を口にした。


多くの人に支えられ引退試合が実現でき、改めて多くの助けがあって今までプレーできていたことを感じたという巻選手は、今後について「誰かを助けてあげるようなことを中心にやりたい」と意欲を見せた。




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