スーパーラグビーに日本から参加しているサンウルブズが、2月1日の開幕戦でレベルズと対戦し36-27で勝利した。
レベルズはオーストラリア代表を多く擁するチームだが、サンウルブズは前半9分に森谷圭介選手のトライで先制に成功する。相手の圧力に押されスクラムで反則を犯す場面もあったが、ホームの観客の声援に背中を押され逃げ切った。
共同主将の森谷圭介「応援ありがとうございました!」
先制トライを決めた共同主将の森谷選手は、試合後に「応援ありがとうございました!」とインスタグラムを更新。共に主将を務めたジェイク・シャッツ選手とのツーショットをアップした。
サンウルブズ公式インスタグラムでは、アンバサダーを務める廣瀬俊朗さんが動画でファンにメッセージを発している。
「本日の開幕戦、見事に勝利を収めることができました。めっちゃ嬉しかったです」と喜びに溢れた表情の廣瀬さん。15日に秩父宮ラグビー場で行われる次節チーフス戦への来場も呼びかけた。
ラストイヤーで開幕戦初勝利
スーパーラグビーは1995年から始まった南アフリカ、ニュージーランド、オーストラリア、アルゼンチンによる南半球のラグビーリーグ。そのレベルの高さから世界最高峰のリーグとも称される。
サンウルブズは参加チームが18に拡大した2016年度シーズンから、2019年のラグビーワールドカップに向けた強化目的で参加。日本代表およびそれに準じるメンバーで南半球の強豪チームと対戦してきたが、今年はジャパンラグビートップリーグと開催日程が重なった影響により、日本代表メンバーの招集はない。
サンウルブズは今シーズン限りでスーパーラグビーから除外されることが決まっており、ラストイヤーで初の開幕戦白星を掴んだ。