日本時間2月3日に第54回スーパーボウルが開催される。今シーズンのNFL王者を争う舞台にはカンザスシティ・チーフスとサンフランシスコ・49ersが出場する。
49ersのクォーターバック(QB)ジミー・ガロポロ選手にとっては自身3度目のスーパーボウルとなる。
しかしニューイングランド・ペイトリオッツの選手として経験した過去2回は、NFL屈指のQBであるトム・ブレイディ選手の控えだったため、ガロポロ選手にプレー機会は巡ってこなかった。
初めて先発で出場するスーパーボウルを前に、ガロポロ選手がインタビューに答えた。
過去2度のスーパーボウルとの違いは? と尋ねられたガロポロ選手。自分を取り囲むメディアの多さに「この感じかな」と笑顔で回答。控えだったときとは注目度が桁違いと感じている。
「メディアの数はいままでとはまったく違うね。前よりもずっとそれに時間をかけているのが違いかな。ペイトリオッツにいたときも常に先発するつもりでストイックに準備していたから、その点では大きな違いはないよ。でも、プレッシャーとかそういうのは全然違うね」
サンフランシスコ・49ersの選手たちにも突撃インタビュー
ジミー・ガロポロ
カイル・ユーズチェック
プレゼント
企画の #クイズ の答えはこの動画の中に・・・
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— NFL JAPAN (@nfljapan) February 1, 2020
カイル・ユーズチェックは元富士通ジーノ・ゴードンの活躍に笑み
日本との繋がりを明かしたのはフルバック(FB)のカイル・ユーズチェック選手だ。
日本のファンへのメッセージを求められたユーズチェック選手は、「いつも応援してくれて本当にありがとう。もっともっとたくさんの人に見てもらいたい。これからも応援よろしくお願いします」とコメント。
そして「ちなみに学生時代のチームメイトが日本でプレーしているんだ」と切り出した。
その選手とはXリーグの富士通フロンティアーズに入団し、2018年に引退したランニングバック(RB)ジーノ・ゴードンさん。
長崎県佐世保生まれのゴードンさんは、ハーバード大学のアメリカンフットボールチームでアイビーリーグの選抜選手に選ばれ、2010年にはMVPにも輝いた。卒業後は日本に帰国して富士通に入団。富士通では3度の優勝に貢献しXリーグMVPも受賞した。
引退後も日本に居住。ハーバードで社会学の学士を取得した頭脳でビジネスマンとして活躍している。
旧友の日本での活躍を聞きユーズチェック選手の顔にも笑顔。ゴードンさんのことを「すごくいいやつなんだ」と楽しそうに語った。
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カイル・ユーズチェック選手 (c)Getty Images