ラグビー日本代表の松島幸太朗選手は、今シーズンのジャパンラグビートップリーグ終了後に、フランス・トップ14のASMクレルモン・オーヴェルニュへ移籍することが決定している。
昨年の『ラグビーワールドカップ2019日本大会(W杯)』で大活躍した松島選手は、4年後の2023年フランスW杯に向け、さらに成長するため「高いレベルそして強いクラブでやりたい」という気持ちと「自分が求められているところに行きたい」という思いから、海外挑戦を決めた。
松島幸太朗「ASMクレルモン・オーヴェルニュ」への移籍のお知らせ!
サンゴリアス所属の松島幸太朗が、ジャパンラグビートップリーグ2020シーズン終了後に、フランス・トップ14の「ASMクレルモン・オーヴェルニュ」へ移籍することが決定しましたのでお知らせします。https://t.co/OAB1MQ3cGw pic.twitter.com/bVYMDRKA2s
— サンゴリアス君 (@sungoliath) January 28, 2020
クレルモン公式サイトが日本語の記事を公開
1月28日に日仏同時発表された松島選手の移籍。新天地となるクレルモンは2月3日に「松島幸太郎、ようこそクレルモンへ!」とツイート。公式サイトも更新して全文日本語の記事を公開した。
クレルモンは「世界中のクラブチームがもっとも欲しがるプレーヤーの1人である松島を説得することに成功した」と、松島選手の獲得が大きな成果であることを強調。
W杯での活躍に触れながら「彼の切り裂くようなラン、火を吹くようなステップは、ラグビー界を沸かせた」とプレーを称賛した。
松島幸太郎、ようこそクレルモンへ!@kouta121315
https://t.co/NVQoDds6Ye pic.twitter.com/8WNlbKsH5V
— ASM Rugby (@ASMOfficiel) February 3, 2020
トップ14とは
フランス国内1部リーグ「トップ14」に所属。トップ14は1892年創設と歴史が古く、世界最高峰のプロリーグと目されている。興行的にも大きな成功を収めており、年間王者を決める決勝戦は約8万人の観客を集める。
クレルモンは準優勝10回、2010年に初優勝を経験。直近では2017年にも優勝している。