2月4日、ヴィッセル神戸がサッカー天皇杯で初優勝したことを祝うセレモニーが神戸市内で開催され、約700人のサポーターが選手たちを祝福した。
セレモニーにはトルステン・フィンク監督、アンドレス・イニエスタ選手、山口蛍選手、酒井高徳選手らが出席した。
ヴィッセル公式インスタグラムは「神戸市の方々に、天皇杯優勝の祝勝セレモニーを開催いただきました!」と式の様子を公開。
トロフィーを手にサポーターの前でスピーチするイニエスタ選手や、晴れ晴れとした表情でマイクの前に立つ酒井選手、山口選手の写真を投稿している。
イニエスタ選手も5日にインスタグラムを更新。セレモニーの様子とチームで行った必勝祈願の写真をアップした。
アンドレス・イニエスタは神戸でキャリアを終えることも示唆
イニエスタ選手はユース時代から在籍したバルセロナFCを2017-18シーズンで退団。古巣のバルセロナとは戦いたくないと欧州外への移籍を希望し、当初は資金力豊富な中国クラブへの移籍が取り沙汰された。
だが途中からヴィッセルが移籍先に急浮上。5月に移籍が正式発表された。
今年1月に受けたスペイン紙のインタビューで、イニエスタ選手は現在の環境に満足していると話し、神戸でキャリアを終える可能性も示唆した。
「自分の所属しているリーグが好きで、まだサッカー選手だと感じているので、もっと成長したい。長く日本でプレーしたいと思っているが、いつかは終わらせなければならない。
私がそこ(神戸)で引退するか? そうだといいね。契約期間は2年残っている。それを終えたときまだ続けるだけの力が残っているかは分からない。様子を見ることにしよう」

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