2020年2月21日。東京都にて、日本テニス協会と花王株式会社は『ビオレ UV』を通じてスポンサー契約を締結したと発表した。この契約により『ビオレ UV』は、日本テニス協会の『オフィシャル日やけ止め』となった。
日本テニス協会と花王がスポンサー契約を結んだ背景
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花王株式会社、ビオレ事業部ブランドマネージャーの畠山了樹さん、日本テニス協会強化本部長の土橋登志久さんがスポンサー契約の背景について語った。
畠山さん:「太陽は人間にとって一利一害。喜ばしいことばかりではありません。生活者が健やかに充実した生活を送る上で役に立てることがないか、ということで『健康文脈』として日やけ止め開発に取り組んできました」
土橋さん:「選手たちは一年中、夏を追いかけるように太陽の下で常に試合をしています。報道でもあったように、女子テニス選手は炎天下で紫外線を浴びるリスクが特に高いとのこと。そういう中で『ビオレ UV』を使用して、少しでもリスクを回避できるというのは大変心強く、感謝しています」
また、土橋さん自身も選手として活躍した経験から『日やけ止めのありがたみ』を語ってくれた。
土橋さん:「日やけ止めは我々にとってすごく重要なアイテムで、非常に苦労していた部分です。日やけ止めを忘れたときは家にスマホを忘れたときと同じくらい不安で、『どうしよう、今日やっていけるのか』と思います。このような経験から、花王『ビオレ UV』とのスポンサー契約はすごくありがたい。今後もこの関係を大切に、感謝を持って、五輪ではいい結果を出したい」
穂積絵莉が語る「テニスプレイヤーと日やけ止め」
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すでに『ビオレ UV』を使用しているプロテニスプレイヤーとして、穂積絵莉選手、内藤祐希選手がイベントに登場した。
穂積選手:「年間のほとんどを日差しの強いアウトドアで過ごす私たちにとって、日やけ止めは絶対に欠かせないアイテムです。遠征中は多くのストレスがあり、その中でいかにストレスをなくし、パフォーマンスを上げられるかを考えています。日やけ止めは対策のうちのひとつで、塗ることで疲労感が格段に違うと感じました。
『ビオレ UV』は幅広い人が使える日焼け止めのラインナップが揃っているので、今回スポンサードしてもらって、心強いです。これからも『ビオレ UV』の日やけ止めと一緒に、心身ともに健康に、世界へチャレンジしていきます。よろしくお願いします」
また穂積選手は、昨年発売された『ビオレ UV アスリズム』についても語った。
穂積選手:「去年の3月、横浜の大会に出場したとき、参加賞として『アスリズム』をいただきました。すごく気に入って、大会以降『ビオレ UV アスリズム スキンプロテクトミルク』を使っています。肌が白くならないですし、肌馴染みもすごく良いんです。シャワーを浴びても水をすごく弾くので、汗や水に強いことを実感しました。信頼して使っています」
内藤祐希「日やけ止め、たまに忘れちゃう。将来のためにも、忘れずにつけたい」
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内藤選手は、司会者からの「『ビオレ UV』のどんな商品を使っているか。また、契約が決まって日やけ止めに対する意識に変化があったか」という質問に答えた。
内藤選手:「『ビオレ UV アクアリッチ』を使わせていただいています。『アスリズム』の新商品が汗や水に強いとの話を聞いて、使いたいなと思いました。
日焼け止めをたまに忘れちゃうときもあるんですけど、日やけ止めをつけると疲れないとか、将来しわ……とか? 美容にも大切、とのことで忘れずにつけたいです」
内藤祐希、穂積絵莉が語る今シーズンの目標は「グランドスラム本戦出場」と「全仏オープン優勝」
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内藤選手:「まずはグランドスラム本戦への出場が一番の目標です。毎日必死に練習をして、今、私をサポートしてくれている方々への感謝も忘れずに、がんばります」
穂積選手:「シングルス、ダブルス共にランキングが落ちているので、まずはシングルスでグランドスラムの予選に入れるランキングに戻したいです。ダブルスは2018年に全仏オープンで準優勝できたので、準優勝を超える結果が出せるようにがんばります」
畠山さんが語っていたように、太陽は我々にとって一利一害。天気が良くてうれしくなる反面、紫外線による害もあるのだ。日やけ止めは1年中塗ると良いが、2月〜10月の間は特にしっかり塗ると良いとの情報もあった。
プロのアスリートはもちろん、私たちのことも紫外線から守ってくれる日やけ止め。紫外線から身を守ることの大切さを、改めて感じられたイベントだった。
≪写真・文 吉川真緒≫