シンシナティ・レッズの秋山翔吾選手が、シカゴ・ホワイトソックスとのオープン戦に1番・中堅手で先発出場し、3打数1安打のデビューを飾った。
リードオフマンとして期待がかかる秋山選手は1回無死で登場。2球目の速球を捉えた打球がセンター前に落ち、オープン戦初打席でヒットを記録した。
第2打席は2死一、二塁で先制のチャンスだったが、スライダーを打ってセカンドゴロに倒れている。4回の第3打席は1死一、二塁でファーストゴロだった。
初ヒットで「肩の力が抜けた」
「とても緊張していたけど、最初のヒットで肩の力が抜けた」と秋山選手。実戦デビューで「ボールをたくさん見ることができてよかった」と収穫を口にする。
4回に盗塁を試みて失敗したことについては「できればしたかったですけど」とはにかみ、「試合のなかでああいう動きができたのはよかったと思うので、次は成功できるようにしようかなと思います」と今後もチャンスがあれば狙っていく姿勢を見せた。
メジャーリーグ公式サイトMLB.comは、新天地での挑戦を始めた秋山選手が「新しいチーム、クラブハウス、練習中のグラウンドで上手くやっている。選手たちは彼と英語でコミュニケーションが取れている」とチームに馴染んでいる様子をリポートした。
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(c)Getty Images