日本全国で感染者が確認されている新型コロナウイルスの広がりを受け、ジャパンラグビートップリーグはリーグ戦の延期を決定した。2月29日、3月1日に予定されていた第7節は3月21日、22日に振り替えられる。
コロナウイルスの感染経路として指摘されている行動の1つに、ウイルスが着いた手で気づかず顔を触ってしまうというものがある。CDC(アメリカ疾病予防管理センター)は、公式サイトで「目、鼻、口などに触れないでください」と注意喚起する。
そのため小まめな手洗いが感染予防には有効。合わせて手洗いは、回数だけでなく正しい方法で行うことも重要だ。
リコーブラックラムズは大川創太郎選手による、手洗いの解説動画を公開した。
手の平だけでなく爪の間、指の間、親指、手首もしっかり洗う
チーム内でもトレーナーから手洗いの仕方について指導があったというリコー。“自称チーム1の綺麗好き”大川選手が実演する。
2本ある動画の1本目では水道で手を洗う。その際の注意点は以下のポイント。
- まずは水洗い
- 石鹸は適量と思う2倍つけて泡立てる
- 手の平だけでなく指の間、爪の間、親指、手首もしっかり擦り合わせる
- 泡を綺麗に洗い流したら、もう1度同じことを繰り返す
2本目の動画はアルコールスプレーを使った手指の除菌。よくやってしまいがちな例として、スプレーを軽くプッシュして手の平を擦り合わせる大川選手。だが、これでは効果が薄いと正しいやり方を見せる。
- アルコールは長めにワンプッシュ。手の平に溜まるくらい出す。
- 手の平だけではなく爪にも染みこませる。
指の間、親指、手首にも塗布していく