直近1年間にラグビー観戦が最も多かった理由は「周囲で話題」…スポーツ観戦に関するアンケート調査
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ふだんのスポーツの楽しみ方を尋ねたところ、48.9%が「テレビやラジオの試合中継などを視聴」と回答した。「テレビや新聞、インターネットなどで試合結果をチェックする」は29.0%、「試合会場へ行って観戦する」は15.6%だった。
年齢別に見ると、「インターネットの試合中継などを視聴」は男性若年層、「試合会場へ行って観戦する」は男性30・40代で高くなっている。女性10~30代は「特にない」が5割強いた。
スポーツ観戦に関心があるかと尋ねた結果は、「関心がある」20.0%、「やや関心がある」27.1%を合わせて5割弱だった。性別、年齢層別に見ると、男性や高年代層の比率が高くなっている。女性10~40代は、関心がない層が50%を超えていた。
直近1年間にスポーツを観戦した人(テレビやネット中継含む)を調べると、7割強が「直近1年間に観戦した」と回答している。観戦したスポーツは、39.6%が回答した「野球」が最も多かった。「ラグビー」「サッカー」「マラソン、駅伝」は3割前後、「テニス」「大相撲」「フィギュアスケート」は各2割強となっている。男女別の上位3位は、男性が「野球」「サッカー」「ラグビー」、女性が「フィギュアスケート」「ラグビー」「野球」だった。
直近1年間に最も多く観戦したスポーツの観戦方法は、84.6%が回答した「テレビやラジオの試合中継などを視聴」が最も多かった。「試合会場へ行って観戦する」は20.7%、「インターネットの試合中継などを視聴」は12.7%となっている。
最も多く観戦したスポーツ別に見ると、「野球」「サッカー」「バスケットボール」は、4割前後が「試合会場へ行って観戦する」と回答。「バスケットボール」「プロレス」は、「インターネットの試合中継などを視聴」が3割前後となっており、他の層より高くなっている。「マラソン・駅伝」「大相撲」「フィギュアスケート」は、9割強が「テレビやラジオの試合中継などを視聴」と回答した。
直近1年間に最も多く観戦したスポーツの観戦理由は、47.4%が「そのスポーツが好き」と回答している。「そのスポーツを観戦することが習慣になっている」28.8%、「応援する選手・チームが出ている」と「スポーツを観戦すること自体が好き」は2割前後だった。
最も多く観戦したスポーツ別に見ると、「ラグビー」は「周囲で話題になっていた」「大きな大会だから」の比率が高かった。「大相撲」は「そのスポーツを観戦することが習慣になっている」「そのスポーツが好き」が上位2位。「フィギュアスケート」は、「有名な選手・チームが出ている」の比率が高くなっている。
《美坂柚木》
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