2月22日と23日に開幕したJリーグだが、全世界的に蔓延している新型コロナウイルスの影響で中止を余儀なくされている。
先が読めない状況の中で各クラブは再開に向けての強化に励んでいるが、再開後の各クラブで浮沈の鍵を握る選手を紹介していきたい。
北海道コンサドーレ札幌
FW 鈴木武蔵
将来を嘱望されたストライカーは2018年、2019年と2年連続で二桁得点を記録し、その活躍が認められて日本代表にも選出された。
文字通り選手としてピークを迎えている彼の出来が、そのままクラブの順位に影響してくるだろう。
鹿島アントラーズ
MF 和泉竜司
新卒で入団してから4年間在籍した名古屋から電撃移籍。市立船橋高校、明治大学という名門で養われた勝利への執念が常勝軍団・鹿島の血にも合うはず。
新たなサッカースタイルへ舵を切ろうとしているチームにおいて、卓越した攻撃センスと技術を持つ彼は間違いなくキーマンとなる。
ベガルタ仙台
FW 赤﨑秀平
かつて大学NO.1ストライカーと恐れられていた彼も、クラブレベルでは満足した結果を残せていない。
コンスタントに試合に出場できる機会があれば数字は計算できる選手ではあるが、その出場機会が足りなかった。
8年目を迎えた中で移籍した仙台では中心的な存在を任されることが予想される。勝負の年だ。
柏レイソル
FW 江坂任
大学最後の大会で大活躍しプロの座を掴んだシンデレラボーイも国内を代表するアタッカーへと成長し、柏のJ1復帰へ貢献した。
大学時代から一級品である卓越したシュートセンスを武器に、今季は自身初のJ1での二桁得点と日本代表入りを視野に入れたい。
浦和レッズ
FW レオナルド
2018年に21歳で来日し、鳥取で24得点を上げJ3得点王を獲得。その活躍が認められ翌年はJ2の新潟へ移籍すると、ここでも28得点でJ2得点王を手にした。
そして今年はJ1への浦和へと移籍。目標は言うまでもなく、前人未到の史上初・全カテゴリでの得点王獲得である。ボックス内での異様なまでの冷静さとシュート精度は一見の価値あり。