プロスポーツのマネジメントを行うUDN SPORTSは3月30日、男子バドミントンの桃田賢斗選手によるビデオメッセージを公開した。
桃田選手は感染拡大が続く新型コロナウイルスに警鐘を鳴らし、ファンに「個人、個人ができることを」と呼びかけた。
他人事だと思わず、未然に防ぐ行動を
世界中で感染者が増え続け、日本でも流行の兆しが見えている新型コロナウイルス。感染者の増加ペースを抑え、重症者に十分な医療を提供するための方法として、まだ感染してない人の予防や行動変容が強く求められている。
「いま、コロナウイルスの影響で世界中で多くの方々が被害に遭っています。いまできることは、個人、個人ができることへの意識をしっかりすることが大事だと思っています。他人事だと思わず手洗い、うがい、他にも未然に防ぐことを考え行動していきましょう」
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新型コロナウイルスは石鹸やアルコールで不活化するため、予防には手洗いや除菌が効果的とされている。また、ウイルスは人間の動きに乗って移動するため、市中で活動する人数を減らすことが伝播スピードを遅らせるには必要だとされる。
『ワシントン・ポスト』が発表したシミュレーションでは、市中で活動する人数を4分の1、8分の1と減らしていくほど感染の拡大ペースを遅らせ、グラフの山を平らにできるとされている。そうすることで医療にかかる瞬間的な負荷を軽減できる。