ユヴェントスのアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラ選手は、新型コロナウイルスとの戦いに打ち勝った自身の経験から、パンデミックを回避するために最良の方法は自宅で過ごすことだと主張した。
ディバラ選手は、恋人のオリアナさんとともに新型コロナウイルスの検査に陽性反応を示し隔離されていたが、現在は回復して近く再検査を行う。
動けば5分で息切れ、寝るときは身体が冷たく感じる
「自分の身に起こったことを伝え、みんながそれを真剣に受け止め、家に留まってもらいたい」とディバラ選手。
イタリアは世界でも特に新型コロナウイルスで大きな被害を受けた地域だ。ディバラ選手は多くの人が苦しんでいる現状に心を痛める。
「幸いにも僕たちは、最近では症状が出なくなりました」
検査で陽性反応が出たあとに「体調は万全の状態」とインスタグラムで軽症をアピールしたが、それでも息苦しさや倦怠感が強く出たと言う。
「症状が強く、すぐに疲れてしまい、トレーニングをしても5分で息が切れました。そこで何かが変だと気づき、クラブが行った検査で陽性だと言われたんです。そこから咳や身体の疲れが起き、寝るときには身体がとても冷たく感じました。だけどクラブから良くなるよと言ってもらえたので、冷静でいることができました」
イタリアの新型コロナウイルス感染者は11万人を超え、欧州では最大の流行地となっている。