テニスの4大大会のひとつウィンブルドン選手権が2020年大会の中止を発表した。新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されるなか、大会に関わるすべての人の安全に配慮して苦渋の決断をした。
「ウィンブルドンを実現するために協力してくださるすべての人々の健康と安全を最優先に考えてきました。大会の中止が最善の選択であり、数週間後ではなく、いま、この決定を下すことはテニスとウィンブルドンに関わるすべての人にとって重要であると考えています」
ダニエル太郎、西岡良仁がウィンブルドン中止に反応
この決定に選手からも多くの反応が寄せられている。
ダニエル太郎選手は「ウィンブルドンと芝シーズンが公式にキャンセルされました」とツイート。
ATP(男子プロテニスツアー)は6月上旬までとしていたツアー中断期間を見直し、7月13日まで延長することを発表している。
ダニエル選手のツイートを引用しながら「芝シーズンもキャンセルへ」と西岡良仁選手もツイッターを更新。
終わりが見えない新型コロナウイルスの感染拡大に「いつ終息するか分からないというのはとても怖いですね」と不安を覗かせ、3月上旬の大会を最後に中断しているツアー再開の時期に「開始はまだまだ先になりそうです…」と言及した。