バドミントンの福島由紀・廣田彩花ペアが2週間ぶりに練習を再開した。所属するアメリカンベイプ岐阜がYouTubeを更新して2人のコメント動画を公開した。
福島選手と廣田選手は3月に行われた全英オープン女子ダブルスで優勝。世界選手権に次ぐ格式の大会で初優勝を果たした。新型コロナウイルスの流行地であるイギリスから帰国したあとは、2週間の自宅待機で練習はできなかった。
2週間ぶりの練習に福島選手は「めちゃキツいです。息が上がります」と大変そう。廣田選手は「楽しいです」と笑顔でシャトルを打ち返していた。
2週間の自宅待機中の過ごし方、ファンへのメッセージ
練習後はコートに座ってインタビュー。2週間の自宅待機期間中はどうして過ごしていたかなどの質問に答えた。
廣田選手は「部屋の大掃除。隅々まで綺麗に」したが、それも2日で終わってしまい残りの期間は撮りためたドラマなどを見て過ごしたという。
福島選手は「最初は遠征の荷物を片付けて」いたが、それが終わったあたりで時差ぼけに襲われ「夜に寝られなくて昼まで寝て」過ごした。
インタビューの最後にはファンへのメッセージもあった。
福島選手は応援への感謝と新型コロナウイルスの予防について語る。
「ファンの皆さん、いつも応援ありがとうございます。全英オープンの応援も本当にありがとうございました。コロナで大変な時期だとは思いますが、手洗いうがいだったり自分ができることをしっかりやっていきたいと思いますし、皆さんも気をつけて予防していきましょう」
廣田選手も応援への感謝と、危機的な状況を一緒に乗り越えて行こうというメッセージを送った。
「本当にたくさんの応援ありがとうございました。応援のおかげで優勝することができました。いまはすごく大変な時期なんですけど、自分たちでも予防できるところはしっかりやって、節度を持った生活を心掛けていきたいと思います。みんなでキツい時期を乗り越えていきましょう。本当にありがとうございました」