1947年4月15日、ブルックリン・ドジャース(現ロサンゼルス・ドジャース)のジャッキー・ロビンソンさんが一塁手としてデビューし、1884年のモーゼス・フリート・ウォーカーさん以来となるアフリカ系アメリカ人メジャーリーガーとなった。
有色自主排除の方針が採られた20世紀以降では、初の黒人メジャーリーガー誕生だった。
このことを記念して毎年4月15日はジャッキー・ロビンソン・デーが催される。新しい時代の扉を開いたロビンソンさんを讃え、全選手がロビンソンさんの着けていた背番号42を着用してプレーするのだ。
新型コロナの影響で開幕延期も、選手やファンはSNSで敬意
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(c)Getty Images
今年は新型コロナウイルスの影響により開幕を迎えられないでいるが、選手やファンはSNSでハッシュタグ「#Jackie42」をつけ、ロビンソンさんへの思いを綴っている。
ニューヨーク・ヤンキースなどで活躍したCC・サバシアさんは、「4月15日は色の壁を破った男に敬意を表する」とツイートした。
メジャーリーグでは試合がない代わりに所有するデジタルプラットフォームを全開放し、過去のロビンソン・デーで印象的だった試合、ロビンソンさんのドキュメンタリー番組などを放送する。