女子テニス世界ランク10位の大坂なおみ選手と、男子世界ランク6位のステファノス・チチパス選手がインスタライブを行った。
配信では大坂選手がチチパス選手にインタビュー。ロックダウン中の過ごし方などについて聞いた。
テニスで生きた証を遺したい
新型コロナウイルスの影響により3月からツアー中断が続いてきたテニス界。被害の大きかった欧州では厳格なロックダウンが敷かれた。外出を制限された生活に「数週間も練習できないのはつらかった」とチチパス選手は漏らした。
「ひどい気分だった。体重が増えた気がして健康的な感じがしなかった。だから、できるだけ早く元に戻そうと思ったんだ」
チチパス選手はフランスにあるムラトグルー・テニスアカデミーを練習拠点にしている。フランスでは約8週間にわたり実施されたロックダウンが5月11日に緩和され、商業施設の営業再開や政府許可証なしで近隣地域に移動することが可能となった。
アカデミーでの練習に戻ったチチパス選手は、激しいトレーニングでツアー再開に備えるモチベーションについても話している。
「僕を鼓舞するのは、僕を見てくれる人たち、僕の芸術性を見てくれる人たちに気持ちを届けることだ。僕は自分が生きた証を遺したい。みんな同じことを考えてると思う」