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ダニエル・グラスル、新たな採点規定に言及

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ダニエル・グラスル、新たな採点規定に言及
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国際スケート連盟(ISU)は5月11日、フィギュアスケートの2020~21年シーズンで用いる新たな採点規定を発表した。

今回のルール改正では4種類ある4回転ジャンプのうち、ループの基礎点が10.50点から11.00点に引き上げられ、ルッツは11.50点から11.00点に引き下げられる。

これによりフリップと合わせた3種類のジャンプが基礎点11.00点で並んだ。成功者不在のクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)は12.50点のまま据え置かれた。

今回の変更について世界ジュニア銅メダルのダニエル・グラスル選手が、自身の演技への影響について話している。

基礎点が上がったループは「最も難しいジャンプ」

ロシアメディアのインタビューに応じたグラスル選手は、自分の考えとして「フィギュアスケートで最も難しいジャンプはループ」と話し、ルッツと基礎点が並ぶのは自分にとっていいことと答えた。

「ループは本当に難しいジャンプです。多くのスケーターにとって簡単なジャンプではなく、それを跳ぼうとする選手は多くありません。宇野昌磨ネイサン・チェンが時々跳びます。より頻繁に跳んでいるのは羽生結弦です。それに比べて4回転ルッツは多くの選手が跳び始めています」

「4回転ループを成功させるには優れた集中力が必要ですし、どう加速するか、どのタイミングで踏み切るかなど一度に多くのことを考えなければなりません。だけどルッツなら、私はただ滑って跳ぶだけです

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