サッカーのスペインリーグが現地6月13日に再開した。久保建英選手が所属するマジョルカはバルセロナとホームで対戦。再開初戦は0-4で敗れた。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で長く中断が続いた欧州サッカーだが、ドイツ・ブンデスリーガを皮切りに各地で公式戦が再開された。
無観客試合での再開に久保選手は「僕らは明らかにアウェイよりホームのほうが強い。その大きな部分はファンの後押しがあるからだと思う」と一抹の寂しさを見せた。
「ただ彼らが近くにおらず姿が見えないとはいえ、距離があっても彼らは僕らを変わらず応援してくれるだろう。ここが僕らのホームであることに変わりはない」
チームは完敗も古巣相手に躍動の久保を現地メディアは高評価
18位マジョルカは首位バルセロナとのリーグ第28節から再スタート。かつてバルセロナの下部組織で育った久保選手にとっては古巣との対決だったが、試合はリオネル・メッシ選手の1ゴール、2アシストもありバルセロナが大勝した。
久保選手は積極的なプレーで前半からシュートを放ちゴールに迫る。フリーキックのキッカーも任されるなど攻撃でチームを牽引。際立ったプレーを見せたがゴールを決めることはできなかった。
それでもマジョルカでは出色の出来だった久保選手に現地メディアは高評価を与えた。