巨人生え抜き選手としては史上6人目の大台到達
巨人の坂本勇人内野手が、11月8日のヤクルト戦(東京ドーム)で史上53人目となる通算2000安打を達成した。
3番ショートでスタメン出場した坂本は、1回裏二死でヤクルト先発・スアレスから、レフトへの鮮やかな2ベースヒットを放ち大台に到達。巨人の生え抜き選手としては、川上哲治、長嶋茂雄、王貞治、柴田勲、阿部慎之助に続き、史上6人目の2000安打達成。本拠地での2000安打達成は、巨人の生え抜き選手としては初となる。
今年は新型コロナウイルス感染症の影響で開幕が遅れたこともあり、史上最年少での記録達成こそ叶わなかったが、プロ入り14年目、31歳10カ月での達成は榎本喜八(当時東京オリオンズ、31歳7カ月)に次ぐ、史上2番目の若さでの大台到達となった。
2006年の高校生ドラフト1巡目で巨人に入団した坂本は、今日の試合も含めて通算1783試合に出場。攻守でチームを引っ張る主将として、また侍ジャパンの主力打者としても球界に欠かせない存在となっている。
文・SPREAD編集部