女子ゴルフ、王子製紙エリエールレディスオープンは22日、エリエールGC松山で最終日を迎え、首位スタートの古江彩佳が通算15アンダーで優勝した。
前週の「伊藤園レディス」から2週連続優勝を果たし、今季3勝目。アマチュア時代に制した昨年10月の「富士通レディース」と合わせ、ツアー通算4勝目を挙げた。
20歳179日での4勝到達は、19歳1日の宮里藍、19歳295日の畑岡奈紗に次ぐ史上3番目の年少記録となる。11月26~29日に行われる次戦のツアー選手権リコー杯(宮崎CC)では、史上最年少での3週連続優勝が懸かる。
また、今大会で優勝賞金1800万円を獲得した古江は、賞金ランキング4位から2位に浮上。トップの19歳・笹生優花との差を約1600万円としており、賞金女王争いにも注目だ。

古江彩佳は前週の「伊藤園レディス」に続く2週連続のツアー優勝 (C)Getty Images
なお、3打差の2位には、通算12アンダーでイ・ミニョン。首位と2打差の2位から出た笹生優花は「73」とスコアを落とし、菊地絵理香と並んで通算9アンダーの3位。
前年大会覇者の渋野日向子は、今季の自己ベストスコア「66」をマークし、通算8アンダーの単独5位に入った。
文・SPREAD編集部