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■「最高のマッチメイクがお届けできる」
12月31日のさいたまスーパーアリーナ「Yogibo presents RIZIN.26」の記者会見が2日、都内にて行われ、大会概要と対戦カードが発表された。
登壇した榊原信行CEOは「この5年間の中でも、今年はコロナ禍で最大のピンチを迎えた年でしたが、多くの方に支えていただき、大晦日大会を迎えることができます。格闘技の歴史を変えていくような1日を、皆さんとともに作り出していきたいと思います」と語り、続いて対戦カードを紹介。
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すでに決定していたRIZINバンタム級王者・朝倉海vs元Bellator世界バンタム級王者・堀口恭司のタイトルマッチ、2016年リオ五輪のレスリング男子グレコローマン59kg級銀メダリスト・太田忍vs約3年半ぶりの復帰戦となる所英男のほか、次の6カードを発表。
元RIZIN女子スーパーアトム級王者・浜崎朱加vs昨年の大晦日大会以来となる山本美憂のRIZIN女子スーパーアトム級タイトルマッチのほか、浅倉カンナvsあい、元谷友貴vs井上直樹、萩原京平vs平本蓮、ミノワマンvsスダリオ剛、佐々木憂流迦vs瀧澤謙太が紹介された。
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また、RIZIN・榊原CEOは最終的に全15~17試合を予定していると発表し、この中にはキックボクシング界の神童・那須川天心、その那須川と今年9月大会で対戦した皇治、11月大会でRIZIN初黒星を喫した朝倉未来、引退カウントダウンを発表しているRENA、昨年のRIZINライト級GPトーナメントで優勝したトフィック・ムサエフのビッグネームを候補に挙げ、「この5年間で最高のマッチメイクがお届けできる手応えを感じています」と意気込んだ。
なお今大会は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、さいたまスーパーアリーナのキャパシティの50%となる約1万人収容で実施。チケットは4日12時からファンクラブ向けの先行発売が行われ、一般発売は13日10時からとなる。また、フジテレビの放送は31日18時から23時45分までの5時間45分に決定した。
文・SPREAD編集部