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【競馬】朝日杯FS 人気一角のドゥラモンドより買いたい“人気落ち”の馬

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【競馬】朝日杯FS 人気一角のドゥラモンドより買いたい“人気落ち”の馬
【競馬】朝日杯FS 人気一角のドゥラモンドより買いたい“人気落ち”の馬 全 1 枚 拡大写真

かつては単勝10倍以上の伏兵が制するケースもあった朝日杯フューチュリティS。しかし、近3年は比較的平穏で、2017年は1番人気のダノンプレミアム、2018年は2番人気のアドマイヤマーズ、2019年は1番人気のサリオス、と1、2番人気の勝利が続いている。


この傾向に変わったのが、ホープフルSのGI昇格後。しかも、過去3年の勝ち馬は前走が芝のマイル重賞勝ち馬というデータを見れば、マイルGI・朝日杯フューチュリティSと、中距離GI・ホープフルSとの棲み分けができてきたと言える。


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■ホープフルSと朝日杯FSの棲み分け


実際、GI昇格後のホープフルS優勝馬の前走を見ると、


2019年 コントレイル
└前走・東京スポーツ杯2歳S(芝1800m)1着


2018年 サートゥルナーリア
└前走・萩S(芝1800m)1着


2017年 タイムフライヤー
└前走・ラジオNIKKEI杯京都2歳S(芝2000m)1着


と1800m以上の好走実績を持つ馬が並ぶ。一方、2017年以降の朝日杯フューチュリティS優勝馬の前走は、


2019年 サリオス
└前走・サウジアラビアRC(芝1600m)1着


2018年 アドマイヤマーズ
└前走・デイリー杯2歳S(芝1600m)1着


2017年 ダノンプレミアム
└前走・サウジアラビアRC(芝1600m)1着


とマイル重賞の好走実績を持つ馬が中心。つまり、朝日杯フューチュリティSを狙う馬は、一貫してマイル戦線を歩むようになり、マイル重賞の結果がそのまま本番へ直結するようになっているということだ。


今年で言えば、デイリー杯2歳Sを2歳レコードで制したレッドベルオーブサウジアラビアRCを3馬身差で圧勝したステラヴェローチェ新潟2歳S勝ちのショックアクションの3頭が、マイル重賞ウイナーとして参戦。


■マイル重賞ウイナーは軽視できない


まず1番人気が予想されるレッドベルオーブは、未勝利勝ちも2歳レコードとマイル実績はピカイチ。スピードとキレは抜群で、主役を担うには十分の素質馬だろう。この馬を軽視するわけにはいかない。


一方、不安要素を抱えるのが、サウジアラビアRC勝ちのステラヴェローチェ。こちらはレッドベルオーブとは対象的に、2戦連続で道悪の競馬。とくにサウジアラビアRCは、マイルで1分39秒6という決着。しかも、ここで2着の牝馬・インフィナイトが、先週の阪神ジュベナイルFで4番人気14着と大敗しただけに、いわゆる“道悪巧者”が好走できた一戦と捉えられても仕方ない。


ただ、いくら道悪巧者とはいえ、4角最後方から大外一気で3馬身差の勝利は相当なモノ。元来、トビが大きく、鞍上も助手も「良馬場ならもっとキレる」と話しているとおり、むしろ良馬場でもっと弾ける可能性は秘めている。こちらも評価は下げることはできない。


混戦と言われている今年の朝日杯フューチュリティSだが、1、2番人気が予想される2頭のうち、どちらかが優勝すると見ている。


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■もう1頭のマイル重賞ウイナーが盲点


また、デイリー杯2歳S2着のホウオウアマゾンも、前走がレッドベルオーブにアタマ差。内と外の差を考えれば同等の評価できるはずで、この馬もまた上位争いの候補と言えるだろう。


問題は、3、4番人気に支持されそうなドゥラモンドの存在。前走・アスター賞が出遅れから外を回って差し切りVと、レースぶりそのものは優秀だが、時計面や相手関係からは強調材料が少ない。


2戦2勝の新種牡馬ドゥラメンテ産駒。何より、悲願の朝日杯初制覇を懸けた鞍上・武豊騎手と、実力以上に人気を集める要素が多い。上位人気で軽視するとすれば、この馬だ。


むしろ、ドゥラモンドより評価したいのが、新潟2歳S勝ちのショックアクション。脚部不安でデイリー杯2歳Sを回避し、3カ月半ぶりのぶっつけ本番となるが、中間の抜群の動きを披露した。未勝利→新潟2歳Sの2連勝は楽勝で、世代トップクラスの能力があるのは間違いない。相手には入れておきたい1頭だ。


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著者プロフィール


山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長
アスリートの素顔を伝えるメディア『SPREAD』の編集長。旅行・アウトドア雑誌のライターを経て、競馬月刊誌「UMAJIN」の編集長として競馬業界へ。その後、Neo Sports社にて、「B.LEAGUE」「PGA」「RIZIN」等のスポーツ×ゲーミフィケーション事業に携わり、現在に至る。競馬は、1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、盲点となる穴馬の発掘を追求し続けている。


twitterアカウントはこちら⇒『SPREAD』編集長・山田


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《SPREAD》

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