ボクシングのWBA世界スーパーミドル級王座統一戦は19日(日本時間20日)、米テキサス州サンアントニオ・アラモドームで、サウル・アルバレスとカラム・スミスが対戦、アルバレスが3-0で判定勝ちした。
「カネロ」の愛称で親しまれている世界4階級制覇、WBA世界スーパーミドル級正規王者アルバレスは第3ラウンド以降、WBA同級スーパー王者スミスを終始リード。11ラウンド、12ラウンドともスミスを追い詰めたものの、仕留めきれなかった。
カネロは、アメリカの専門誌「The Ring」による全階級を通じてのランキング「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」でも井上尚弥を抑えて現在1位。またスミスもここまで27戦無敗、19KOという実績。スミスがカネロをリーチで18センチ上回るアドバンテージもあり、アメリカのネット上でもの#canelovssmithのタグで注目を集めた。
カネロは1年1か月ぶりの試合を勝利で飾り、戦績を54勝1敗2引き分け(36KO)。試合後、勝者インタビューに「自分が世界一だ」とスペイン語で答えた。
文・SPREAD編集部