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■トップを独走 4年連続、そして自身7度目のワールドチャンピオンへ
F1の今季第12戦ポルトガルGPが25日、アウトドローモ・インターナショナル・ド・アルガルベで行われ、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンが勝利。ハミルトンはこれが自身の通算92勝目となり、ミハエル・シューマッハが持つ通算勝利数91勝を抜いて最多勝記録を更新した。
ハミルトンはレース後に、「一番はじめに言いたいのは、僕が92勝を挙げることができたのはここにいるチームのメンバーと、ファクトリーで働く人々全員が素晴らしい働きをしてくれたおかげだ。
彼らはイノベーションし続け、毎年高くなる壁に立ち向かっている。彼らと一緒に仕事をできるのは僕の大きな特権であり、すべての瞬間を感謝の気持ちを持って過ごしている。
メルセデス、ペトロナス、すべてのパートナーが努力をし続けているおかげで、これまで信じられないことが達成できた。僕たちは毎日その日一日ベストを尽くすことを心掛けているんだ。
何事にも協力して立ち向かい、全員が同じ方向に突き進んでいる。これが僕らの成功を可能にした」と、自身をサポートするすべてのメンバーに感謝の気持ちを表した。
この勝利により、ドライバーズチャンピオンシップのポイントを256としたハミルトン。チームメイトの2位バルテリ・ボッタスには77ポイント差をつけており、残り5戦ということを考えればほぼチャンピオンの座を手中に収めていると言っていい。4年連続、そして自身7度目のワールドチャンピオンへ。シーズン後半も目が離せない。
文・SPREAD編集部