米男子ゴルフ「PNC選手権」の最終日が20日(日本時間21日)、フロリダ州オーランドのリッツ・カールトンGCで行われ、タイガー・ウッズ(アメリカ)と息子チャーリー君が7位となった。
PNC選手権はメジャー大会の優勝経験者らが家族でペアを組んで争うエキシビション大会。11歳のチャーリー君は初日にイーグルを奪うなど、その活躍で父だけでなく、父のかつての好敵手をも唸らせた。
■愛息とのラウンドは「生涯における思い出」
PGAツアー公式サイトでは、参加者のコメントなどを交えながら本大会を振り返っている。息子との大会を終えたウッズは「信じられないほど特別な時間だった」とし、生涯における思い出になったと記事では紹介している。
90年代後半にはウッズのライバルと称され、近年は主にアナリストとして活動しているデビッド・デュバルも本大会に参加。久々にウッズと競い合ったことを喜びつつ、チャーリー君についても言及した。
「(チャーリー君は)基礎がしっかりしているし、恐れ知らずだ。飛距離もすごい。少年としてはとても素晴らしい実力だし、今後もますます上達するだろう」
チャーリー君が披露した父を彷彿とさせる“ガッツポーズ”についてデュバルは、「壮観だったね」と語り記事でも「本大会を要約した瞬間」と、形容されている。
大会最年少の出場者であったチャーリー君だが、スイングだけでなくガッツポーズでも父・タイガーを彷彿とさせるなど、さすがの“大物ぶり”を発揮。「言葉では言い表せない」と振り返るなど、充実した表情で大会を終えたウッズにとって、愛息のたくましい姿は今後の活躍に向けた大きな支えとなるはずだ。
文・SPREAD編集部