■7選手と複数のドラフト指名権が絡む超大型トレードが成立
NBAブルックリン・ネッツは13日、過去3シーズン連続で得点王に輝いているジェームズ・ハーデンをヒューストン・ロケッツからトレードで獲得した。合計4チームで7選手とドラフト指名権が絡む、近年稀に見る超大型トレードとなった。
今回のトレードに関与したのは、ネッツ、ロケッツ、インディアナ・ペイサーズ、クリーブランド・キャバリアーズの4チーム。
ネッツはハーデン獲得に伴い、カリス・レヴァートとロディオンズ・クールッツ、複数のドラフト指名権をロケッツへ、ジャレット・アレンとトーリアン・プリンスをキャバリアーズへそれぞれ放出した。
その後ロケッツは、獲得したルバートをペイサーズに放出しビクター・オラディポを獲得。キャバリアーズからもダンテ・エクサムを迎え入れた。
得点王に3度、17~18シーズンにはMVPにも選出されたハーデンだが、12日にはチームへの不満からトレード移籍を志願しており、その直後の大型トレード決定となった。今トレードに伴いネッツには、ハーデン、ケビン・デュラント、カイリー・アービングというNBAを代表する「ビッグスリー」が一挙に揃うことになった。
文・SPRAED編集部