明治安田生命Jリーグは、来月2月26日から新たなシーズンが開幕する。開幕を目前に控え、40歳以上のベテラン選手の去就に関する動きも活発化している。
現時点でのJリーグにおける「年長選手ランキング」は以下の通り。
■現役を続ける「黄金世代」
SC相模原は13日、MF稲本潤一との契約更新を発表した。ガンバ大阪でキャリアをスタートさせ、海外リーグや日本代表でも実績を残してきた稲本だが、41歳となった2021年はJ2が主戦場となる。
稲本は契約更新にあたり、クラブの公式サイトを通じて、「今シーズンも相模原でプレーさせてもらうことになりました! 昨シーズン以上に厳しい戦いが待ってますが、昨年同様に一体感を持って戦っていけたらと思います。2021シーズンもよろしくお願いします!」とコメントしている。
稲本といえば、日本サッカー界における「黄金世代」(79年組)を代表する選手の一人でもあるが、同世代の選手では小野伸二(今季からコンサドーレ札幌に復帰)や 遠藤保仁(ジュビロ磐田)なども引き続き現役だ。
■キングカズを筆頭にベテランが揃う横浜FC
40代以上の選手も決して珍しくはなくなったJリーグだが、最年長選手の座に君臨するのは、今年も横浜FCの三浦知良。前人未到のプロ生活36年目、53歳の現役選手という事実は、「レジェンド」という言葉だけで説明できるものではないだろう。11日に発表された契約更新の一報は、各国の海外メディアでも驚きをもって報道されている。
また、同クラブには42歳の中村俊輔や41歳の南雄太も在籍。彼らの豊富な経験はチームの若手にとって、まさに生きる財産として有益なものだろう。
年齢を重ねてもなお、ピッチの内外で存在感を発揮するベテラン達。彼が放つ輝きを追いかけるのも、Jリーグを楽しむうえで欠かせない要素の一つのはずだ。
◆大ベテランが在籍するチームの開幕カードはいつ? 2021明治安田生命Jリーグホーム開幕カード一覧
文・SPREAD編集部