卓球の技術向上を目指す共同実証実験「卓球ラケットセンサシステム」が2月スタート
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実証実験は、琉球アスティーダの所属選手3名に「卓球ラケットセンサシステム」を活用して行う。卓球ラケットセンサシステムは、京セラが慶應義塾大学SFC研究所の協力を得て開発、機能検証した3軸水晶ジャイロセンサモジュールを応用したもので、卓球ラケットのグリップエンドに3軸水晶ジャイロセンサモジュールを装着して使用する。
選手のラケットの角度や軌道の高精度なデータを取得でき、選手のラケット姿勢、スイングスピード、ヒット時刻、ボール軌道などを検知してパソコンやスマートフォンの画面上で可視化できる。実証実験では、コーチングやトレーニングなどに可視化されたデータを活用し、技能向上効果を検証する。
実証期間は、2021年2月1日～2022年1月31日。琉球アスティーダは実証実験を通して、3軸水晶ジャイロセンサモジュールの卓球界での普及に貢献する。京セラは、3軸水晶ジャイロセンサモジュールを活用したスポーツの技能向上やスポーツセンシングを検証し、早期の実用化を目指す。また、このモジュールの特長を生かした様々なセンサシステムを開発する。
《美坂柚木》
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