米プロバスケットボールNBAの各試合が1月31日(日本時間2月1日)に行われ、オーランド・マジック戦に臨んだトロント・ラプターズの渡邊雄太が、3本の3ポイントシュートを含む合計11得点でチームの勝利に貢献した。
渡邊は第1クォーターが残り2分となった場面で、チームメイトのテレンス・デイビスと入れ替わってコートイン。その1分後にはディアンドレ・ベンブリーからのアシストを受け、鮮やかな3ポイントシュートを決めてリードを広げることに成功している。
終始試合を優勢に進めていたラプターズは第4クォーターで8点差まで詰め寄られるシーンもあったが、残り8分24秒で渡邊が再び3ポイントを沈めて流れを引き戻すと、勢いづいたラプターズはその後も得点を量産。残り1分38秒には渡邊がこの日3度目となる3ポイントを成功させ、フリースロー2本を加えた11得点をマーク。自己最多得点を叩き出した前戦に続き、2試合連続で2桁得点となった。
またディフェンスでも存在感を示した渡邊は、チーム最多の3ブロックのほかに1リバウンド、1スティールを成功。約19分間のプレーで攻守にわたって大いにアピールした。
This ball movement right here
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— Toronto Raptors (@Raptors) February 1, 2021
なおチームは115ー102で勝利し、1月26日から続いていた連敗を3でストップ。次戦は3日(日本時間4日)、再びオーランド・マジックと激突する。
また、前戦のアトランタ・ホークス戦で18日ぶりに復帰したワシントン・ウィザーズの八村塁は、ブルックリン・ネッツ戦に途中出場。
第1クォーターからビハインドを背負う展開となったウィザーズは、八村が第4クォーター残り1分10秒の大事な場面で3ポイントシュートを決めて2点差まで追いつくと、活気づいたチームは残り4秒で逆転に成功。そのまま逃げ切り、劇的な逆転勝ちを収めている。
約29分の出場となった八村は5リバウンドのほか、9得点2アシストを記録している。
文・SPREAD編集部